「落としましたよ。」

そう言われて振り返るが誰もいない。
空耳か、と思い先へ行こうとする。
するとまた、
「落としましたよ。」
と声が。
振り返る。
するとぼんやりとした光が、
すぅっと自分に這入る。

あの光は一体なんだったのか、
あの時は解らなかった。
だが、今は解る様な気がする。
きっとあれは【夢】だったのだろう。
アナタも少し後ろを振り返ってください。
夢をまた、持てる様に。

＋＋＋

俺にしては珍しい前向きっぽい物ですがね
今日一日何してたのか解らんのんですが

あ、今日母親の誕生日でした
ちょうど24違いでね
もうその歳になったら歳を取るのが嫌なんじゃないかと
厭味を

明日学校で、後3日と半日行けば冬休みだが
年賀状を書くのを忘れているな
住所を聞いてまわるか