「青猫」
何も無い空間に呼びかける。
ゾワ、と何か言い知れない感覚がして、
二度、瞬きをすると、其処には今まで居なかった筈の青年が立っていた。
手を向けると、しゅると青い色の尻尾が巻き付く。
「何用ですか、黒姫?」
帽子をとると、其処には尻尾と同じ青い色をした獣耳が生えていた。
「歯車が廻り始めた」
短く、云う。
耳がぴくり、と動いた。
「では」
「三賢者が動き出す」
「ああ、」
あの三人ですか、と。
「あやつ等は油断ならんよ」
ドロリ、と空間に溶け込み始める。
嗚呼、もう時間か。
「白姫に」
「解りました」
崩れ落ちる様にして、不完全な虚無は消えた。
+++
全てを知る権利を持つ少女と不完全な虚無の獣人
世界破滅物語、の住民
チョコを
バレンタインデーでしたし
「聖バレンタインが処刑された日がそんなに目出度いのか」
とナリーなら云いそうだ
でもチカからはチョコをせびる
あははははははは
願望ですすみません申し訳御座いません
チョコが結構美味いといわれた
よかった
でも腹壊してもしらない
何も無い空間に呼びかける。
ゾワ、と何か言い知れない感覚がして、
二度、瞬きをすると、其処には今まで居なかった筈の青年が立っていた。
手を向けると、しゅると青い色の尻尾が巻き付く。
「何用ですか、黒姫?」
帽子をとると、其処には尻尾と同じ青い色をした獣耳が生えていた。
「歯車が廻り始めた」
短く、云う。
耳がぴくり、と動いた。
「では」
「三賢者が動き出す」
「ああ、」
あの三人ですか、と。
「あやつ等は油断ならんよ」
ドロリ、と空間に溶け込み始める。
嗚呼、もう時間か。
「白姫に」
「解りました」
崩れ落ちる様にして、不完全な虚無は消えた。
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全てを知る権利を持つ少女と不完全な虚無の獣人
世界破滅物語、の住民
チョコを
バレンタインデーでしたし
「聖バレンタインが処刑された日がそんなに目出度いのか」
とナリーなら云いそうだ
でもチカからはチョコをせびる
あははははははは
願望ですすみません申し訳御座いません
チョコが結構美味いといわれた
よかった
でも腹壊してもしらない
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