ぷつり
久しぶりに、頭の何処かで何かの切れる音がした。
途端に、周りが静かになる。
握り締めた拳を、一番近くにいた男の顎に渾身の力を籠めてぶつける。
平伏す男の頭を踏みつけ、潰さん限りの力をいれる。
ミシミシと骨の軋む音が聞こえた気がした。
何が起きたか漸く分かったらしい、足の下の男の仲間達は、自分に斬りかかってくる。
その単調さには欠伸が出た。
大きなモーションで襲い掛かってくる刃を軽く避け、頚動脈を狙い首に指を突っ込む。
指が皮膚を突き抜ける感触と何かを切り裂いたような感じ。
盛大に噴出す血液にうんざりする。
だが、同時に眠っていたモノが眼を覚まし始めた。
頬に散った血を、舐めとる。
ニィ、と口が弧を画いた。
自分の中の何かが、完璧に眼を覚ませた瞬間だった。
+++
こう云う文も楽しい
めっさ楽しい
夢なんだ多分
夢
楽しいんだ戦闘シーンが
だから、如何し様もない
朝、幸せになりたいと切実に思ってみた
もう駄目だと云ってみるんだよ
久しぶりに、頭の何処かで何かの切れる音がした。
途端に、周りが静かになる。
握り締めた拳を、一番近くにいた男の顎に渾身の力を籠めてぶつける。
平伏す男の頭を踏みつけ、潰さん限りの力をいれる。
ミシミシと骨の軋む音が聞こえた気がした。
何が起きたか漸く分かったらしい、足の下の男の仲間達は、自分に斬りかかってくる。
その単調さには欠伸が出た。
大きなモーションで襲い掛かってくる刃を軽く避け、頚動脈を狙い首に指を突っ込む。
指が皮膚を突き抜ける感触と何かを切り裂いたような感じ。
盛大に噴出す血液にうんざりする。
だが、同時に眠っていたモノが眼を覚まし始めた。
頬に散った血を、舐めとる。
ニィ、と口が弧を画いた。
自分の中の何かが、完璧に眼を覚ませた瞬間だった。
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こう云う文も楽しい
めっさ楽しい
夢なんだ多分
夢
楽しいんだ戦闘シーンが
だから、如何し様もない
朝、幸せになりたいと切実に思ってみた
もう駄目だと云ってみるんだよ
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