「また、何かしましたね」
アンドロイド特有の抑揚の無い声が響く。
はぁ、と溜息を吐き、文句を紡ぐ為に人工皮膚で模られた唇を動かす。
「あれほど、時間を曲げるような事はしないで下さいと」
「固い事云わないでよ、ONE」
言葉を最後まで発する前に絶対的な声で遮られる。
にこり、人好きする笑みを浮かべる。
それを見た人間は、屹度何をしなくとも口を閉じるだろう。
しかし、機械であるONEには効果が無い。
「誤魔化そうとしないで下さい」
あっさりと切り返す。
途端、にこにこと笑っていた顔が崩れ、何時もの純粋な残酷さを湛えた微笑になる。
「だってつまらないんだもの」
子供が言い訳をする様な口調。
首を軽く傾げると柔らかな髪が、しゃらり、と流れた。
「最近ではレジスタも治まっているし、同族も特に目立って動かない」
ふぅ、と息を吐く。
「面白くないんだもの。少し位、遊んだっていいじゃないか」
形の良い唇を尖らせて云った。
「ある一定の人間の運命を狂わせています」
何処からか書類のような物を取り出し、それを見ながら云う。
「最近はちゃんと仕事もしているぞ」
「それとこれとは話が別です」
冷静に云い切るONE。
それを聞いて、ぷぅ、と頬を膨らませる。
「わんはかたぶつすぎるのだ!」
ばん、と立ち上がった姿は威厳も何も無く。
背が縮んでいた。
虚無の眼は只の透き通った蒼い眼に。
薄いブルーシルバーの髪が揺れた。
「わんのばか!ぼく、もうしらない!」
「ッ天帝さま!」
ブォン
一瞬で後ろの空間に門を創り、ONEが止めるのよりも早くその中に飛び込んだ。
しゅるり、と小さな体を滑り込ませすぐに門を閉じる。
残ったのは、呆れた顔をしたONEと天帝が門を開いた際にばら撒かれた膨大な量の書類だけだった。
+++
天帝とONE
何が書きたかったかと云うと苦労人気質なONEと幼児化する天帝
終わりまで書いちゃった
うわ楽しい!
後に多少修正するかもしれん
嘘は特に吐いてないyp
なんかこれでしようと思ったけど何も浮かばなかったんだ
設定資料集ー
アンドロイド特有の抑揚の無い声が響く。
はぁ、と溜息を吐き、文句を紡ぐ為に人工皮膚で模られた唇を動かす。
「あれほど、時間を曲げるような事はしないで下さいと」
「固い事云わないでよ、ONE」
言葉を最後まで発する前に絶対的な声で遮られる。
にこり、人好きする笑みを浮かべる。
それを見た人間は、屹度何をしなくとも口を閉じるだろう。
しかし、機械であるONEには効果が無い。
「誤魔化そうとしないで下さい」
あっさりと切り返す。
途端、にこにこと笑っていた顔が崩れ、何時もの純粋な残酷さを湛えた微笑になる。
「だってつまらないんだもの」
子供が言い訳をする様な口調。
首を軽く傾げると柔らかな髪が、しゃらり、と流れた。
「最近ではレジスタも治まっているし、同族も特に目立って動かない」
ふぅ、と息を吐く。
「面白くないんだもの。少し位、遊んだっていいじゃないか」
形の良い唇を尖らせて云った。
「ある一定の人間の運命を狂わせています」
何処からか書類のような物を取り出し、それを見ながら云う。
「最近はちゃんと仕事もしているぞ」
「それとこれとは話が別です」
冷静に云い切るONE。
それを聞いて、ぷぅ、と頬を膨らませる。
「わんはかたぶつすぎるのだ!」
ばん、と立ち上がった姿は威厳も何も無く。
背が縮んでいた。
虚無の眼は只の透き通った蒼い眼に。
薄いブルーシルバーの髪が揺れた。
「わんのばか!ぼく、もうしらない!」
「ッ天帝さま!」
ブォン
一瞬で後ろの空間に門を創り、ONEが止めるのよりも早くその中に飛び込んだ。
しゅるり、と小さな体を滑り込ませすぐに門を閉じる。
残ったのは、呆れた顔をしたONEと天帝が門を開いた際にばら撒かれた膨大な量の書類だけだった。
+++
天帝とONE
何が書きたかったかと云うと苦労人気質なONEと幼児化する天帝
終わりまで書いちゃった
うわ楽しい!
後に多少修正するかもしれん
嘘は特に吐いてないyp
なんかこれでしようと思ったけど何も浮かばなかったんだ
設定資料集ー
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