4月20日の日記

2006年4月20日 日常
「化け物、と叫ばれた」

何処か憔悴した顔で虚ろに窓の外を見ていた。
二度、続けて瞼を上下させた。

名を呼ばれハッと眼が覚める。
等の御主は此方に始めて顔を向けていた。

「私は人か?」

それは、此方を向いているのだけれど此方を見ているかと問われると
何とも答え辛い、そんな眼だった。

「何を、仰っているのか」

私には解りませんと云う前に御前が口を開く。

「化物、と云われ自身が人であるか、良く解らなくなったのだ。
 私は人か、はたまた化け物か。
 現の者か虚の者か、自分でも解らなくなったのだ」

それは戦場で見る御主とは掛け離れていて、其処にいるのは憂いを帯びた一青年だけだった。
夕暮の陽が御主の日に焼けない白い肌に差して、赤く染まっていた。

+++
奇妙なんだ
現か虚かって云う選択

三国の人達の名前を日本名っぽく直してた
部活で(何やってんだ
やまだの苗字が山田だよ
しかも名前がはるかって云うんだ乙女っぽい

刀で人は斬れない
昔の刀は斬ると云うより突く為に使っていたらしい

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