5月4日の日記

2006年5月4日 日常
「『僕は誓う。五十年後の君を今と変わらず愛してる』」

また変な事を云ってやがると云う様な眼で、歪夜は眼の前の男、『稀代の視得る凡人』人見稀彦を見た。

「この言葉について、灯は如何思う?」

にこにこと人当たりのいい笑みを浮かべている稀彦を睨み付ける。
が、それは奴に効かない事が解っているので直ぐに諦め、溜息を吐く。

「灯、溜息を吐くと幸せが逃げるんだよ」

「稀彦、その事は以前から知っているぞ」

それに、と額に上げていた眼鏡を下ろす。

「自分の気になった事を私に訊ねるのを止めろ」

うっとおしい、と云う。
それでも奴は笑ったままで、追い討ちをかける様に

「それでもね、灯は、結構嬉しいんでしょ」

と屈託無く云ってのけた。

後で、真っ赤になった灯から怒鳴られるのは云うまでも無く。

+++
灯と稀彦in変な学園モノの学生時代
ナチュラルにラブってる
略してナチュ愛
二人とも本が好きでよく読んでる
稀彦はよく読んでる本の台詞について訊いてくる
元ネタは百一回目のプロポーズだっけ?

今日は何も無かったと思うよ
しいて云っても何も無い
でも筍が美味かった
それだけ

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