7月23日の日記

2006年7月23日 日常
「俺は貴様等をもう一瞬たりとも許しはしない。
 ・・・それでも俺にも情けはある。
 貴様等が恐怖する事も感じぬ間に、一瞬にも満たない、一刹那で殺してやろう。」

その台詞が終わるのか終わらないのかと言う内に、その前に動いていた男達の首が斬首の音と共に、消し飛んだ。
否、消し飛んだのではなくて飛んでいた。
空に、吹き飛んでいた。
ぼたぼたと血が落ちてくる。
雨の様に。赤い雨が。
首の断面から吹き出している血もそれに加わる。
どさりと、文字通り身体だけで首は無い、身体がどさりと倒れると同時に漸く首がひゅう、と落ちてきた。

はぁ、と息を吐く、朱色。
時が動き出した気がした。

「貴様等の為に祈る言葉は無い。・・・地獄で後悔しろ。
 俺も直に往くだろう。
 ――その刻、一度でも巫山戯た事をまた俺に言いやがったら」

最後の一文を口調を変えて、一度、切って、言った。

「殺されてもまだ殺されたらねぇらしいから俺はお前等をもう一度殺す誰が何と言おうと殺す誰が止めようとしても殺す・・・もう二度と生かしてやらねぇ。今度こそ一刹那も逃さずに」

苦々しそうに、吐き捨てるように、同情の余地は皆無と言わんばかりに。

それでも私は目の前の、朱色を、とても綺麗だと思った。

+++
「三成、地獄で会おうぞ」は途轍もない名台詞だと思う
いや上の話とはあんまり関係ないんだけど
因みに吉継の台詞
あと思ったけど小西の洗礼名をつけたのは誰なのだろうか(思わずアウグストゥス(あってる?)を思い出しかけた

「あなたに素晴しき哀悼の意を!そして私に嘲りを!世の中は等価でないといけません!目には目を!歯には歯を!罰には罰を!死には死を!死者が列をなし狂人が歌い殺人鬼が堂々と行進する!そんな世の中であるというのにこの私に!何故世の中が私に牙を刃を死を!向けてこないのか不思議でなりません!!立てば狂人笑えば道化歩く姿は殺人鬼のこの私を!!」みたいなキャラを考えていて
ちょこっと台詞を書いて全部繋げてみたら上の様な事になって如何しようかと思った
にしても「立てば狂人笑えば道化歩く姿は殺人鬼」ってなんやねん
無論「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」がもと
こんなんが現れたら絶対ちっちゃい子供じゃなくても泣く
類似品戦国B○SA○A明智光禿(わかりきってる

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