8月26日の日記

2006年8月26日 日常
 殺さなければ ――。

何を想う訳でもなく夢はそう思った。
手に持った杖を凝視と見る。

 嗚呼でも………人を斬ればあの御人は自身を厭いなさる。

音を発てずに立ち上がる。
相方であり自分の腕で、そして脚でもある杖を肩に担ぐ。

 何時もの様に――ばれなけりゃあ、いい。

風が、吹く。
髪が、裾が、揺れる。

(界隈に人斬りがでるんだと。)(命知らずだな、其奴は。)
(此処には辻斬殺しがいるのにな。)(其れを殺して名を挙げる積もりだろう。)
(馬鹿な奴だな。)(ああ。)

薄らとだが血の臭いが、後ろから風に乗り流れてくる。
確認するまでもなく、夢の後ろを付かず離れずでついてくる者がその噂されている辻斬りなのだろう。
町から然程離れていない。

 最初っから目ェつけられていたのか。

また幾日か身を隠さなくてはならないなと思いつつ、後ろの男が向かってくる。
突いていた杖を腕の中に納める。

 中々、面倒臭そうだ。

すぃ、と杖を抜く。夢の杖は仕込み杖になっていたのだ。
夢は後ろを向いて、

「遅ェ!」

斬。
と夢はそれでも杖を放す事無く、倒れる。

「ンだよ」

辻斬殺しと聞いて斬り甲斐のある奴だと思ったのによォ!
と男は言いながら、夢に近付く。
夢の首には懸賞金が賭けられていた。
首を、刈る為、不用意に近付いた。

一閃。
男の首が、刎ねられる。
怯えさせる暇なく。恐怖させる間もなく。何が起こったかもわからせず。
首を刎ねた。

「本当に、これは役に立つ」

これがなければ何度死んでいるだろうと、夢は切れた着物の間から覗く鎖帷子を見て、血の臭いが落ちるかどうかと言う心配をし始めた。

+++
相変わらず
辻斬殺しってなんだろ
ああでも矢張りと言って矢張りなんだけれど尽くすタイプになってる
僕が創るとへたれか尽くすタイプのどちらかになる
例外で天然腹黒

嘘、と言うものをつく、と言うのは簡単で。ただ一度嘘をついたのであれば ― 中略 ― 人、としてもう駄目、なのだ。人間失格。

そんな感じで始まって終わる一枚目の感想文
好きな感じに好きなもの言いたいもの全部詰め込んだら二枚目でネタが尽きちゃった☆って言う
まあでも伊右衛門読んでたら唐突に思いついたんですけどね 三枚目
御蔭でまだ全部読んでません
今日買ってきました
まだ宿題が山の様(と言うよりはやや少なめ)に残っているのでビビリまくり
でも多分もう一つの文の方はその辺からかっぱらってくると思います
作文が嫌いな理由は言い切り感で書けないから
でも今回は上に上げている通り、似非丁寧じゃないので書きやすいと言えば書きやすい
合間合間にジャンプとかサンデーとか(元就じゃない)小説とか読んでいたので時間としては四時間位
自分としては最高最速なので満足

本にできるだけ金を注ぎ込みたくなって来た
相変わらず某古本屋に関ヶ原?がでてこないのは何故だろう
三冊揃いじゃないと買いたくないね
そんなこんなで、きみぼく/巷説/伊右衛門/木島(文庫)をこの二日で買った(宿題しろよ

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