あの男――黄泉津と出会ったのはふらりと迷い込んでしまった廃寺の中だった。
其処は見るからに廃屋と言うべき建物だった。屋根からは薺らしき草が生え、建物と言うにも今に崩れ落ちそうで、何故それが建っている事に気付いたのか今でも不思議に思っている。今思えば、ぼくはあの男に気に入られたから、気に入られてしまったから。ふらふらと、あの場所へ引き寄せられてしまったのではないか。
薄暗がりの中、朦朧と浮かんだ白い狐の顔。ぼくは、ひぃと息の様な悲鳴を上げ後ろへ転がった。
くすくすと中から笑い声が聞こえて、薄闇の中から漆黒の着物を纏った男が現れた。
顔には、白い狐の面を付けている。
「驚かせたかな」
男は手で狐の面を押さえながらしゃがみ込んでぼくの顔を覗く。
恐らく、面の下では愛想笑いが浮かんでいる事だろう。見えてはいないのだけれど、漠然とそう思った。けれど、面の奥から瞳は見えない。
何故かぼくは、それが不安で堪らなかった。それが杞憂であるといいと思った。
「まぁ、這入りなよ」
お茶でも出そう、と男は再び闇の中に入っていった。
+++
黄泉津(黒着物狐面)と君彦(ぼく)
百物語版がひとでなしでこっちの黄泉津はろくでなし
両方元殺人鬼で狐面で黒服
ひとでなしの語り部(私)は名前が無い
名前からのキャラ作りが多くなるのは必然だと思う
君彦は下に双子の兄妹がいて名前が那岐と那美だから「き」と「み」で「君」
それじゃ名前にならないから「彦」をつけて「君彦」
公彦じゃなくて君彦ってところがポイント
その内「カグツチ」さんとか出てくるような気がする
黄泉津は「よみづ」
由来は黄泉津比良坂
そのまま名字にしたかったけど長いからカット
「よもつ」だったら変だから「よみづ」
名前さえ付ければキャラは後からついてくる・・・らしい
遣い回しなんだけどね
百物語より黄泉津の方が社交的だと思う(でも廃寺在住)
絵を描かなきゃいけないのに描いていないと言うのは駄目だ!
せめてバサラのほうだけは描こう
小さい方は恐らく小西と虎やんだけになると思う
宿敵ー
其処は見るからに廃屋と言うべき建物だった。屋根からは薺らしき草が生え、建物と言うにも今に崩れ落ちそうで、何故それが建っている事に気付いたのか今でも不思議に思っている。今思えば、ぼくはあの男に気に入られたから、気に入られてしまったから。ふらふらと、あの場所へ引き寄せられてしまったのではないか。
薄暗がりの中、朦朧と浮かんだ白い狐の顔。ぼくは、ひぃと息の様な悲鳴を上げ後ろへ転がった。
くすくすと中から笑い声が聞こえて、薄闇の中から漆黒の着物を纏った男が現れた。
顔には、白い狐の面を付けている。
「驚かせたかな」
男は手で狐の面を押さえながらしゃがみ込んでぼくの顔を覗く。
恐らく、面の下では愛想笑いが浮かんでいる事だろう。見えてはいないのだけれど、漠然とそう思った。けれど、面の奥から瞳は見えない。
何故かぼくは、それが不安で堪らなかった。それが杞憂であるといいと思った。
「まぁ、這入りなよ」
お茶でも出そう、と男は再び闇の中に入っていった。
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黄泉津(黒着物狐面)と君彦(ぼく)
百物語版がひとでなしでこっちの黄泉津はろくでなし
両方元殺人鬼で狐面で黒服
ひとでなしの語り部(私)は名前が無い
名前からのキャラ作りが多くなるのは必然だと思う
君彦は下に双子の兄妹がいて名前が那岐と那美だから「き」と「み」で「君」
それじゃ名前にならないから「彦」をつけて「君彦」
公彦じゃなくて君彦ってところがポイント
その内「カグツチ」さんとか出てくるような気がする
黄泉津は「よみづ」
由来は黄泉津比良坂
そのまま名字にしたかったけど長いからカット
「よもつ」だったら変だから「よみづ」
名前さえ付ければキャラは後からついてくる・・・らしい
遣い回しなんだけどね
百物語より黄泉津の方が社交的だと思う(でも廃寺在住)
絵を描かなきゃいけないのに描いていないと言うのは駄目だ!
せめてバサラのほうだけは描こう
小さい方は恐らく小西と虎やんだけになると思う
宿敵ー
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