10月2日の日記

2006年10月2日 日常
今日から俺は一人だ。


縁側に座り、ぐしゃぐしゃと自分の天道さんみたいな色の髪を掻き回す。

爺さんが死んだ。
俺の唯一の血縁者、が。

何の前触れも無く死んだ。

死、を突きつけられたのはこれが初めてじゃない。
十五年前、両親とそれから兄。
そいつ等が俺だけを残して、死んだらしい。

ただ俺一人が残った。

何故かは知らない。
爺さんが教えてくれなかったからだ。
俺はそんなに興味が無かった。
だから聞かなかった。
それだけだ。

『死んだ輩に引き摺られるな。生きているものが駄目になる』

何時も思い出すように爺さんは俺に言った。

爺さん。
あんたと暮らせて楽しかった。

まあ、流石に初めて真冬の雪山に何も話されずに放り出された時は死ぬかと思ったけどな。
(しかも毎年恒例行事になった所為であそこの山の熊達はみんな俺の手下だ)

あと滝登りも辛かった。面白いけど。
(俺は鯉じゃないと何回心の中で叫んだだろうか)

熊五朗と素手で戦わされた時には、死ぬかと思った。
三度目の挑戦で漸く俺は勝った。

+++
夢最初
初期時と設定が少し違う
でも両親と兄がいたけど死んだはまんま
読んで何人の人がこれは女の子が考えてる事だって思うだろうか
どうやって無知設定のままトリップに持っていこうかと思っている
いやもう女の子じゃなくていいんじゃないかな
それでも止められない

油絵の具がちょっと手に付いたままとれない
妄想かちゃんとしたもの描くか

宿題……

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