2月18日の日記

2007年2月18日 日常
屋根と屋根を、その間を、縦横無尽にとびまわる。

跳ぶではなく飛ぶかもしれない。それはまるで翼がはえているかの様に、だ。
しかしそれはもう狂笑なのではないかと思える域の、哄笑をしながらである。
それさえなければまともな、いやまともか?兎に角、好印象を持てる人物には違いないと言うのに。
他にも好戦的な性格を治せだとか、腕を縛るのを止めろだとか、人に迷惑をかけるなとか、色々言う事があるのだけれど。
それでもあの癇に障る笑い声さえやめば、顔もいい。背も高い。物腰も柔らかで、子供好き。
でも好戦的だからな。あと、生活能力が皆無に等しいのもマイナス点だ。
ああでも、それでも、それだけを差し引いていてもまだお釣りがきそうな程に。

「おいおい、君はいったい何処を見ているんだい?」

ひょい、と音でも付きそうなくらい簡単に、思案の渦の中心にいた彼は実物になって俺の前に現れた。
彼が視界の内を彷徨ついていたのなら、別段それは驚く程の事でもなかった。ので、俺は至極当たり前の様に彼に対応した。

「別に、何もみてはいないよ」

君を見ていた、と言えない俺はそうはぐらかす様に言って立ち上がった。
もしもそれを相手にきちんと伝えるとしたらあのひょろっぽい青年以外にいないだろう。もしくは何時も飴を嘗めている薄緑の子供。
ふーんと興味無さ気に彼は言って、ぎゃはと呼吸の様に笑った。

その声を聞いて、それ以上彼と話したくなくなったので俺は「それじゃ」と言って立ち去ろうとした。
けれど、「待ーてーよー」と彼は意地の悪い笑みを浮かべて言った。

「何も見てない訳ねーっしょ?俺に見惚れてましたって正直に言っちゃえよ」

にゃー、と発言する意味があるのかと思うような言葉の締めを言った後でニヤニヤと笑いながら体当たりしてきた。
彼の両腕は背中の方で、自分自身に縛られている為、体当たりと頭突きしか遊びで攻撃してこない。

俺は彼がそう行動すると予想をつけていなかったので、彼は遊びのつもりでやった行動だが俺には多大なるダメージを与えた。
自分の体重と彼の重さに耐え切れず、俺は重心を完全に崩した。
つまりは、こけたのだ。彼を背中にのせたままと言う危険な状態で。

俺はぐぇ、と蛙が潰される時の様な声を出した。上の彼はむぎ、と形容しがたい感嘆詞風の音の様な奇妙な声を発した。

「うぉう、ゴメン!ソーリー!アイドンノー!俺ってばこんな事になるのを予想位しとけよ畜生!己の馬鹿野郎!」

何故か俺の上で(変な意味ではない)ハイテンションな彼は、すぐに飛び退いた。
そして俺の後ろ襟を噛んで軽々と引き上げる。

「怪我とかして無いか?!傷とかついてない?腕は?足は?服は?顔は?頭は?内臓は?脳味噌は?大丈夫?」

後半の方あからさまに可笑しいだろ、と心の中でツッコミを入れ、だんだん近付いてくる彼の顔を押しのけつつ軽く溜息を吐く。
「心配ない。大丈夫だ」と言ってやると「そう。ならよかった」といって安堵したように笑った。

+++
死にネタじゃないぜ!(それって当たり前の事だろ)
戦闘ものでもないぜ!(それも当たり前の事だろ)
でも夢っぽいんだぜ!(…)
死にネタか戦闘ものか夢っぽいものしか書けない僕
もしくは創作
そしてそれの複合技(駄目人間め)
特に夢っぽいのと死にネタの複合技が多いよ!
書き易いんだぜ

妖怪本があったらつい買ってしまう自分がいる
買おうと思ってたものと全然かすってもいないよ!

そういえばこの前アンデット探偵の完全版を読んでいる夢をみました
起きた後「夢オチかよ!」って
叫びましたよええ 何でそんなに飢えてるんだって話
今日もたしか奇妙な夢をみて目覚めた筈なんですがその夢の内容を忘れてしまってどうしようです
たしか某原材料が小麦と小豆のヒーローのキャラがでてきた気がする
混沌が!カオスが!溢れてきている!小宇宙だ!コスモだ!伏せろ銃撃だ!

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