10月9日の日記

2007年10月9日 日常
歩くように殺した。
歩くように殺した。
歩くように殺した。
一歩一歩踏み締めるように、
歩くように殺した。
そこにいたもの全てを、その場所にいた全てを。
人一人から草一本に至るまで。
水槽に優雅に泳ぐ魚一匹。
形を成しているものすべて。
歩くように殺した。
いな。
それは殺しているのではなかった。
壊していた。
壊していた。
壊していた。
歩くように殺すように。
壊していた。
一つ一つ。
乱暴に乱雑に丁寧に。
形がなくなるまで、
自分の気がすむまで、
歩くように殺すように壊した。

+++
兄やんの過去ってどんなだろと考えていたら散文にもならなかったその断片
歩くように殺したっていいフレーズだと思う
あとまるで人殺しのようだ
どっかに使えないかなと思ったけど僕の小説に出てくる人物は
八割方人殺しなので使っても意味がなかっただった
ようだ、じゃなく本気で人殺しだから
そこらへんの表記はちゃんとしましょう

双子ネームを考えるのは楽しい
双子まで行かなくても兄弟ネームとか
行き過ぎると一族ネーム
しかしそこまでいくと痛い通り越して逆に傷みを感じない
あれそれならいいんじゃねーの?

主人公の父親は天帝の焼き増しでいいんじゃないかと思った
どうせ過去の話も殺人鬼の話も焼き増しだし
主人公の父親の話は語り部が傍らにいる人なんだよ
僕の思う天才の完成形態は見た目大人の中身子供らしい

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