12月23日の日記

2007年12月23日 日常
忠実であるからこその裏切りであった。
反逆者ではなく、裏切者として。

「私は、あなたを。その場から引き摺り下ろしたいと思います」

銃を向けられた少女は、驚くこともなくただ微笑んでいた。
ただ、恍惚と。愛おしげに。

どれほどこの時がくるのを待っていたのか。
彼女が待っていたのは彼らではなく、目の前で自分に銃を向けている男だった。
その為に彼女はどれだけの時間を費やしたのだろうか。
もう忘れてしまうほどの長い年月。
彼女は待っていた。自分を殺す存在を。
彼らが謀反を起こしたのは計算外の出来事であったが、
それでも彼女は揺らぐことはなかった。
揺らぐ事なく、計画を遂行した。
自分を殺す男を育て上げた。

そうして今が、この状況がある。

従順な犬が自らの喉笛を食いちぎる事を夢みていた。
今がその時だ。

「来い、×××」

+++
尻切れトンボはいつものことさ
×××のところには男の名前
別に少女とか幼女である必要は無い
しかし傍迷惑な自殺が大好きだなぁ俺
本当の主役側が噛ませ犬あつかいになってしまうのは仕方ない
敵キャラ万歳!愛してる!大好き!

同属嫌悪はいいらぶ

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