4月25日の日記
2008年4月25日私の前に、私の前には何もなかった。
荒々とした広野があるだけだ。そこに草の根すらもみつからない。
何もない。そう何もない。
私は笑いたくなった。
何もない、何もないんだ!あっははははははは!
私は我慢しきれなくて、笑い始めた。
声は乾いた虚空に吸い込まれていく。
私はそれに気付かないふうに笑った。心行くまで。
ああ滑稽だ!滑稽で、醜悪で、悪質で、なんと美しいこの世界!
まるで私の望んだ通りではないか!
私は笑って、笑って、そして笑った。
ぴたりとそれを止める。
先ほどの狂乱が嘘になるように柔らかく、穏やかに、微笑んだ。
私の負けだ。
ぱりんという何か薄いものが割れる音がして、世界は暗転した。
+++
なんか
荒々とした広野があるだけだ。そこに草の根すらもみつからない。
何もない。そう何もない。
私は笑いたくなった。
何もない、何もないんだ!あっははははははは!
私は我慢しきれなくて、笑い始めた。
声は乾いた虚空に吸い込まれていく。
私はそれに気付かないふうに笑った。心行くまで。
ああ滑稽だ!滑稽で、醜悪で、悪質で、なんと美しいこの世界!
まるで私の望んだ通りではないか!
私は笑って、笑って、そして笑った。
ぴたりとそれを止める。
先ほどの狂乱が嘘になるように柔らかく、穏やかに、微笑んだ。
私の負けだ。
ぱりんという何か薄いものが割れる音がして、世界は暗転した。
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なんか
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