僕は僕の人生の語り部であり、そして主人公のそれである。
などと高揚した気分を表す為、適当にそれらしい言葉を作ってみたんだけどなかなかいいじゃないかと自画自賛してみる。いやこの場合自画というのはおかしいのか。絵ではなくて言葉である。しかし自画自賛というものが四字熟語であり慣用句であるから、そこに僕の付け入る隙間などはないと歴史が裏付けている。そんな僕は只今青春満喫中であるはずの世にも普通な高校一年生、春日近衛だった。しかしながら外見という一つに拘ってみれば、普通ではないのかもしれない。スカートの様に広がった長ランに、ベルトがたっぷりと付いたロングブーツ。それが僕の基本的な、学舎においての格好である。実際この格好は流石にやりすぎたと思いはしたのだが誰にも注意されないまま、既に体育祭も文化祭も終わっていた。つまり一年の三分の二の時間は放置だったということだ。そして今も放置は続行中である。僕としてこれは学校の事なかれ主義の賜物であると同時に、危険物には近寄らないというある意味での強行体制なのではないかと思っている。無論これは僕の想像であり実際の団体、個人、その他諸々に一切関係ない。しかし僕が学業機関にあまり良い印象を持ち合わせていないということはわかるだろう。それは適当に聞きかじった程度のちゃちな情報であり、僕が真実と思って止まないのであるがそれが真実かは、不明。おそらく卒業してもわからないのだろうと、この考察を押し付け、自分で考えることを放棄した実の兄、只今絶賛引き篭もり中の兵衛を観察して思う。どうでもいい話だがこの学ランは兵衛のお下がりだ。そして兵衛はたしか三年生、の四クール目を自宅で過ごしている。僕と同じ学年になってしまう前に卒業して欲しいというのが僕の切なる願いなのだが、兵衛はと言うとどこ吹く風であり「近衛と一緒に卒業するのも、そんなに悪いことじゃないかもよ」などと言いやがるのだった。
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はるかこのえ ある過去の絵
主人公を萌キャラ化させてみようのコーナー
などと高揚した気分を表す為、適当にそれらしい言葉を作ってみたんだけどなかなかいいじゃないかと自画自賛してみる。いやこの場合自画というのはおかしいのか。絵ではなくて言葉である。しかし自画自賛というものが四字熟語であり慣用句であるから、そこに僕の付け入る隙間などはないと歴史が裏付けている。そんな僕は只今青春満喫中であるはずの世にも普通な高校一年生、春日近衛だった。しかしながら外見という一つに拘ってみれば、普通ではないのかもしれない。スカートの様に広がった長ランに、ベルトがたっぷりと付いたロングブーツ。それが僕の基本的な、学舎においての格好である。実際この格好は流石にやりすぎたと思いはしたのだが誰にも注意されないまま、既に体育祭も文化祭も終わっていた。つまり一年の三分の二の時間は放置だったということだ。そして今も放置は続行中である。僕としてこれは学校の事なかれ主義の賜物であると同時に、危険物には近寄らないというある意味での強行体制なのではないかと思っている。無論これは僕の想像であり実際の団体、個人、その他諸々に一切関係ない。しかし僕が学業機関にあまり良い印象を持ち合わせていないということはわかるだろう。それは適当に聞きかじった程度のちゃちな情報であり、僕が真実と思って止まないのであるがそれが真実かは、不明。おそらく卒業してもわからないのだろうと、この考察を押し付け、自分で考えることを放棄した実の兄、只今絶賛引き篭もり中の兵衛を観察して思う。どうでもいい話だがこの学ランは兵衛のお下がりだ。そして兵衛はたしか三年生、の四クール目を自宅で過ごしている。僕と同じ学年になってしまう前に卒業して欲しいというのが僕の切なる願いなのだが、兵衛はと言うとどこ吹く風であり「近衛と一緒に卒業するのも、そんなに悪いことじゃないかもよ」などと言いやがるのだった。
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