7月31日の日記

2008年7月31日
「なんだ、こんなものか」

白い頭の、赤い目をした男はつまらないというように溜息を吐いた。
鋭利な刃物に変化した指先が、がしゅりと音をたてて頭を一つ潰す。
それはびくびくと二、三度痙攣したかと思うと、ただの物に変わった。
男は面白くなさそうにそれを投げ捨てる。

「召し物が汚れますよ」

嗜めるように傍らで捌いていたもう一人は言った。

「構わん。どうせ汚れているのだから」

+++
続かなくなった
閣下とすたすくのつもりだった

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