8月7日の日記

ぎちぎちぎちぎち。軋む骨、関節。ぼくはこの瞬間が好きだ。
人間だったものがただの血のつまった肉の袋になる瞬間が。
肉を裂いてしまわないように。一滴でも零さないように、徹底的に殴打する。
適当じゃなく、ちゃんとテクニックも使ってる。ちゃんと考えてる。
ぼくが何も考えていないと考える人間がいる。
ぼくが何も思っちゃいないと思う人間がいる。

「虫唾がはしる、ってのかな。これ」

それを全部、薙ぎ払うのがぼくの使命だとおもってる。

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誰か

わんぴ全巻って幾らするかな古本屋で