それは一人の少女だった。金の髪に紫色のロリータ服。意志の強い瞳が爛々と輝いている。それは一陣の風だった。すべてを吹き飛ばす暴風だった。すべてを撒き散らすただの暴風だった。その腕が、その脚が、その目が。どれだけ美しいかを知っているか。どれだけ恐ろしいかを知っているか。
私は、俺は、知っている。その美しさを。恐ろしさを。俺は知っている。何も知らない君が、のうのうと、純粋に、彼女のそばに、いられることが、俺は。いやそれは彼女が選んだからだが、御門違いと知っている。俺は、知っているんだ。だからこそ。
「私は、お前が憎いよ」
「っせぇ変態野郎」
ああボロボロだな。いまにも消えてしまいそうな、燭台の火のようだ。
俺はひどい事をしてきたと自覚がある。俺の妹にも、だ。愛していた。確かに愛していたのに。お前から謝っておいてほしい。今の状況下にあっても、俺を憐れんでくれているお前に。俺として、最後の俺として最後の頼みだ。断ってくれて構わない。
ああ、俺は嫌な男だな。こんな時でも俺は、自分のことしか考えていないのだ。さあもうすぐ始まる。いや終わるのか。どうだっていい。
「お手を拝借、紳士淑女諸君。さあ、私の時間だ」
(いつか彼女がぼくのことを粉々に壊してくれることを、望んでいたのかもしれない)
+++
ある一つの可能性
ふつぎとらっくの類似性についてかんがえていたらそうなりましたなんだってんだ
らっくってたしか天帝の時にできていた気がするんですかまだいるのか
樂々浜ってあの旧字つかってるところがすごく…厨二くさいですでも好きだ
銀髪×眼鏡キャラがこの調子で何人いるんだろう
あとよく考えたら樂々浜は下半身が蛇でした失念してたぜ☆
実際敵になってもすぐに寝返るだろうなー
私は、俺は、知っている。その美しさを。恐ろしさを。俺は知っている。何も知らない君が、のうのうと、純粋に、彼女のそばに、いられることが、俺は。いやそれは彼女が選んだからだが、御門違いと知っている。俺は、知っているんだ。だからこそ。
「私は、お前が憎いよ」
「っせぇ変態野郎」
ああボロボロだな。いまにも消えてしまいそうな、燭台の火のようだ。
俺はひどい事をしてきたと自覚がある。俺の妹にも、だ。愛していた。確かに愛していたのに。お前から謝っておいてほしい。今の状況下にあっても、俺を憐れんでくれているお前に。俺として、最後の俺として最後の頼みだ。断ってくれて構わない。
ああ、俺は嫌な男だな。こんな時でも俺は、自分のことしか考えていないのだ。さあもうすぐ始まる。いや終わるのか。どうだっていい。
「お手を拝借、紳士淑女諸君。さあ、私の時間だ」
(いつか彼女がぼくのことを粉々に壊してくれることを、望んでいたのかもしれない)
+++
ある一つの可能性
ふつぎとらっくの類似性についてかんがえていたらそうなりましたなんだってんだ
らっくってたしか天帝の時にできていた気がするんですかまだいるのか
樂々浜ってあの旧字つかってるところがすごく…厨二くさいですでも好きだ
銀髪×眼鏡キャラがこの調子で何人いるんだろう
あとよく考えたら樂々浜は下半身が蛇でした失念してたぜ☆
実際敵になってもすぐに寝返るだろうなー
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