1月11日の日記

2009年1月11日 日常
俺の主人だった女はそれをみんなが幸せになるための戦争と呼んだ。それはそうだ。戦争とは幸せになるためにある。幸せとは争いの上にある。そういうものだ。しかし、と俺は考える。それは本当に幸せなのだろうか、と。何かを犠牲にして得られるものが本当に幸せなのだろうか、と。俺が口に出したそのときには、俺も彼女も、どちらがどちらとも、自らを正義の代弁者だといって一歩も譲らなかっただろう。だから俺は彼女に譲った。それを口に出したりしなかった。理想主義であった俺と現実主義であった彼女。空論者であった俺と実現者であった彼女。どちらに理があるかは。明白だろう。兎に角、俺は何もしてこなかった。彼女に命令されたことを諾々と実行していただけだ。

自分を正義だと勘違いして。

俺はただの兵器だった。彼女のつかう力の象徴であり、道具だった。それに気付かなかった俺が阿呆だったというそれだけのことだ。その勉強代に50年。一世代の期間、俺は眠らされていた。目が覚めたときにはすでに俺は伝説となっており、仰々しい異名までつけられていた。普通なら目覚めたときに俺は後悔しただろう。いっそこのまま目覚めずに死にたかったと、起こしにきた輩に叫んだかもしれない。あまつさえ、殺せと喚き暴れたかもしれない。けれど、起こしにきた傍迷惑な人物が、一国家の威信をかけた先導者が、たった一人のちっぽけな少女が、泣いていたから。俺は絆されてしまった。最後の最後まで足掻きもがき苦しんで、大事にしていたほんの少しの人間らしい情に、流された。そして何気に契約までしてしまった。失敗した、とは思っている。しかし、考えてみれば後悔の多い人生な俺にとって、唯一後悔せずに失敗したと思えた出来事がこれだ。…失敗こそしてはいるが。

俺は彼女を、弱い先導者を、脆い主人のを、強い少女を、心の底から愛している。

+++
れぎおんれぎおん ろっりーこん☆スペクタクルでもないですろりこんいくない
ぐちゃぐちゃ考えながら結局喋らないキャラらしい
レギオンの話の世界観って大体こんな感じ
神の鏡の破片世界に降り注ぎました

破片は人間や動物などの有機生命体に入り込みました

破片がはいりこんだ有機生命体は異能を持つようになりました

異能を巡って戦争が巻き起こりました

レギオンがついていた女のところが勝利しました

力が強すぎるからと封印されました

50年後封印がとかれ目覚めてみると世界は衰退していて
無理矢理指導者に奉り上げられてしまった少女が助けを求めていたのでなんとなく
一緒に世界を立て直すことにしました

みたいなラスボスは氷の女王という名の元主人とかなんとか
再生者の蜥蜴女とか余命宣告つきの生物学者とか噂屋の鳥人間とか居眠り賢者とか
盲目の元軍人とか墓守とか死送り人とかそんなのがいるような気がしました
みっしで書きたいのは異世界と異生物
れぎの方で書きたいのは戦争と戦争によって引き起こされるなにか
という気がしましたれぎの方のタイトルってもうレギオンでいいかなと思ってる
みっしでもれぎでも戦争と異生物がでてくるしクロスオーバーしてるキャラもいるが
まったく違う世界な気がしました忘我は日本人レギオンは適当

たとえれば忘我とレギと叶衛が一緒に飯食ってるとして
その部屋に滅茶苦茶つっこみどころのある生物がその部屋を通過
忘我:部屋にはいってきた瞬間から騒ぎ出す通過し終わっても喋ってる
レギ:沈黙を貫く通過し終わってから二言くらいなんか言う
叶衛:通過してるときは只管呆然通過し終わってから喋りだす
ついでに
葵坂:みなかったことにして黙々と食べて食べ終わったあと感想を言うただし飯の感想

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