4月1日の日記

君は人を愛したかっただけなのですね。
藤色の髪をした男は笑います。
綺麗な髪だなと思ったことをわたしは覚えています。
藤色の男は笑います。笑います。
わたしは眠くなりました。
うとうとしながら、男をみていました。男の話をきいていました。
あおいろの瞳。うつくしいなぁと思って、わたしは目をつむりました。
男の声がわたしの耳にここちよく響きます。
わたしはゆっくり眠りにつきました。
再び目覚めたとき、おそらく男はいないでしょう。

わたしは彼を夢にみて、眠りました。
きっと藤色と青色のうつくしい夢になります。

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携帯に残ってた