4月3日の日記

2009年4月3日 日常
談笑している最中だった。
俺はいつもの通りに男の話に相槌を打ち、男は店の女性陣の視線を一人占めしながら楽しそうに喋っていたときだった。ふと何気なく目を外に向けた男は、何の前触れもなく一点の曇りもない殺気を放った。俺は吃驚してそっちの方をみると黒髪の、頭の良さそうな美女が、ごく普通に歩いているところだった。大学生なのだろうか。俺にもタイプだった。まあ、俺としては性別女であれば大抵が好みの内なのだけど。あまりにも澱みのない殺気だったので知り合いなのだろうかと勘ぐったけれど、少し後にそうではないと判断した。数瞬の間にそれはどろどろとした憎悪に変わったからだ。全ての女に対する憎悪。どろどろとした汚らしい欲望と、殺意と、情欲の入り混じった、他の感情には紛れようもない。俺の視線に気付いたのか男はすぐに殺気を解き、人のいい好青年のように、にこと笑った。その笑顔は見る人すべてに好感を与えるだろうが、しかし。俺は気付いていた。この場で気付けるのはきっと俺だけだろう。

再びなんでもないことを面白いといわんばかりに天真爛漫に喋っている男のきらきらと太陽の光をいっぱいに吸い込んだこの綺麗な青い瞳の裏側に、未だどろどろとしたとんでもない量の憎悪が発散しきれず渦巻いていることに!

俺は模様のかかれた掌を、目の前の男から隠すように握り締めた。

(それは悪魔よりも悪魔じみた、)

+++
金髪テンパの青目と苔色癖毛のピンク
元ネタはあれとあれ執行済みと順番待ち\(^o^)/オワタ\(^o^)/ヤッテランネ\(^o^)/
ピンクが緑髪なのは昔を引き摺ってるから譲れんね赤髪も多分そうなる
紫は流石に譲歩した別に回すかも 金髪と青目の組み合わせは譲れなかった

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