「ようやく、諦めがついた」
溜息のように発せられた言葉は彼らしくなくて、驚いてわたしは彼の方を向いた。
色の薄い、光のあたる場所によっては金色のようにもみえる髪の頭を傾けて、
色の薄い目を細めて、ゆるく笑う。
夕暮れが彼を包んでいた。わたしが同じ空間にいることが不思議で、くらくらした。
その姿がやっぱり神さまのように思えて、わたしの神さまと小さく心の中で呟いた。
わたしの、わたしだけの、神さま。
彼と親密な関係になった今でも、それだけはわたしの心の中にいつまでも残っている。
獅子の鬣のような髪の毛に、長い前髪の隙間からたまにちらちらとのぞく、
人のものではないような薄い水色の瞳。
ほんの少しだけ人より長い首。やる気なさげな態度。
岸崎獅子。
それが彼の名前であり、わたしの一生でただ一つの恋の相手の名前であり。
わたしの神さまの名だった。
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とりでちゃんとれおくん 獅子って書いてれおはDOQネーム風で
人見のキャラが最近になってようやく決まってきたあざーっす
らんぺかっこいいなーかっこいいなー檜山ー
えもう妄想とかなに結婚してください永住します永住と饅頭似てますうぉんちゅー
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