5月10日の日記

2009年5月10日 日常
「恋がしたい」

ぱたぱたと脚を揺らしながら、わりと綺麗な顔をした、空色の男は言った。

「ずっと、恋がしていたいんだ」と。

男はまるで嘘をつくような口振りで言う。無理だと知っている口調だった。

男は望んでいる。
俺に、無理だと言って欲しいのだ。慰めて欲しいのだ。傷を舐めて欲しいのだ。
しかし俺はしない。何故ならそれが男の手口で、手段で、唯一の武器であるからだ。
だから俺は何も言わない。ただ無言で、男の服を正してやった。
最後に、斜めになっていた棒タイを結びなおすと、男は綺麗な顔を歪ませて泣いていた。

嘘泣きだった。

俺は溜息を吐いて、立ち上がる。

「しかたがない。俺達はそういう生き物なのだから」
だからずっと未だ見ぬ永遠のコイビトに恋焦がれていろ。

男の瞳は俺を写していたが、男は俺を見ていなかった。ただ俺の色だけを見ていた。
俺と男は一度も目を合わせることなく、俺は部屋を出た。

+++
ケツを狙われるラミ
ぽやぽやふにゃーな美形空色の髪に赤紫の目すげー色だ
有色人種ならショタでもマッチョでもいける伝説のゲイのだーまー
正直ネタも存在もギリギリな気がしてなりませんだだめだこいつなんとか(略
いつにもまして不思議な空間のなかですね!
こいつらは一つのでかい家の中にいたりカフェにいたり牛丼屋にいたりします

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